ねこねここねこ
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ハンス・フィッシャー 作 おおつか ゆうぞう 訳
森のそばのリゼッテおばあちゃんの家には、たくさんの動物がいっぱい。おばあちゃんが可愛がってくれるのでみんな幸せです。二匹の猫たちマウリとルリ、犬のベロはちゃんと家の仕事もお手伝いしているので、家の中で暮らしています。おばあちゃんの76歳のお誕生日、留守の間に動物達みんなで、大~きなケーキを作ります。そして、一番嬉しいプレゼントは、屋根裏部屋にいる生まれたばかりの3匹の子猫!
『こねこのぴっち』に続いていくお話があったなんて知らなかったので、見つけて大喜びです。卵を36個も使い大きなクグロフ型で作ったケーキに目がくぎ付け(^u^)!林檎とろうそくで飾りつけたゴージャスなケーキ・・・リゼッテおばあちゃんとみんなで切り分けて食べたのでしょうか?ぴっちの快気祝いに大~きなケーキが出てきたのも、こうした「このおうちの前例」があったからなのか~と納得。こんな温かいおうちで育つ子猫たちは幸せです(^v^)
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トミー・デ・パオラ 作 もりしたみねこ 訳
パトリックが見つけた「子ネコあげます」の看板。トウィンクルおばあちゃんの家には、シャム猫、マンクス、ペルシャ猫、レックス、アメリカンショートヘアー、バーミーズ、ヒマラヤン、ロシアンブルー、野良猫、デブ猫、農場猫・・・いろんな猫がいました。おばあちゃんは、古代エジプトの猫の話や中世ヨーロッパでの猫達、ビクトリア女王の時代まで、猫の歴史を話してくれます。どうやって飼ったらよいかも教えてくれたので、パトリックはしっかり「ネコ博士」になったのでした。
作者はもちろんネコ好き!トウィンクルおばあちゃんのようにありとあらゆる種類の猫達に囲まれて暮らしてみたいなぁ(^^)♪
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ゲイル・E・ヘイリー 作 あしの あき 訳
クレアは酪農場に住む子猫。でもその農家は猫が多すぎて、食べ物が足りません。そろそろ一人立ちする時期だと考え大都会ロンドンへと旅立ちます。都会での野良猫としての生活は夏の間は何とかなりましたが、やがて秋が来て、家の無いクレアには、想像以上に厳しい冬がやって来ます。苦労してやがて居場所と〈女王陛下直属郵便局ねこ〉の役目を手に入れるクレアの物語、「ねこ版オリバー・ツイスト」といった趣です。
クレアの絵は作者の愛猫がモデルでしょうか?作者と愛猫、二人で写した写真が裏表紙に載っていました。1800年代~今日まで、ロンドンの郵便局や博物館では、実際にねずみ対策に猫を局員として採用していて、お手当ても支給されているという、楽しい実話がこの物語の由来だそうです。
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テリー・ファリッシュ 作 バリー・ルート 絵 村上春樹 訳
テキサスの片田舎で年取っためす猫と暮らすおじいさん。この猫はねずみや魚は捕ったこともなく、好物はおじいさんの作ってくれるポテトスープです。ふたりはいつもおじいさんのピックアップトラックに乗って湖に行き、ボートで魚釣りをします。ボートの舳先が猫の定位置です。ある日、寝坊した猫を残し、おじいさんはひとりで魚釣りに出掛けます。起きたらおじいさんがいないので、猫はひとりでどこかに出掛けてしまいます・・・。
田舎で暮らす、心の通い合った猫とおじいさん。携帯電話やインターネットなんて使わないアナログな生活ですが、シンプルで無駄の無い、豊かな暮らしが淡々と送れています。村上春樹さんのあとがきを読んで、このおじいさんは人嫌い変人ではなく、茶目っ気たっぷりのテキサスっ子であることがわかります。年取った雌猫の様子や性格がよーく描かれています。私も20年以上生きた雌猫を飼ってましたので・・・飼われているのは、人間であったなぁ・・・と、今でもなつかしいです。猫って年をとっても外見は若いまま。年齢と共に気品や貫禄がついて、かわいさもあって逆らえないというか・・・(^_^;)
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