春の絵本

2008年4月 3日 (木)

くものすおやぶんとりものちょう

秋山 あゆ子 作P3260072
虫大江戸は春爛漫。桜の花の真っ盛り。くものす親分こと鬼蜘蛛のあみぞうと、蝿捕りのぴょんきちは街の平和のために今日も見廻り。春祭りの前日、お菓子の大店、蟻の「ありがたや」に「かくればね」という盗人からの犯行予告状が来た。おやぶんとぴょんきちが蔵を蜘蛛の糸で包んで、夜見張っていると、夜空に不気味な雲があらわれて・・・。

作者は虫を題材にした漫画をたくさん描いている方だそうで、愛嬌ある虫達がたっぷり活躍する、面白い話です。盗賊が狙うのは、千両箱ではなく、蔵の中の甘~いお菓子♪怪盗達、悪いことをしても島送りにならずに良かったね!

読み聞かせ子供ウケ度・・・・・☆☆☆☆

虫たちが着物を着て江戸時代を生きているのが、とても面白かったようです。怪盗「かくればね」は何の虫か、意見が分かれました。ワタシは「蛾じゃないかなぁ~」と思っております。

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