くまの絵本

2008年3月22日 (土)

ふゆじたくのおみせ

ふくざわ ゆみこ 作P3160023
山に冬が近づくある日、りすさんの「ふゆじたくのおみせ」で在庫セールが始まります。大きなセーターは500どんぐり、赤い可愛いチョッキは50どんぐり、籠いっぱいの食べ物は100どんぐり、本のセットは50どんぐり、ふかふかのクッションは70どんぐり・・・森のみんなはそれぞれ欲しい物を買うために、「どんぐり拾ってこなくっちゃ!」と森に走り出します。大きなくまくんは、やまねくんにチョッキを買ってあげるため、小さなやまねくんは、くまくんにセーターを買ってあげるため、どんぐり拾いをがんばります。友達想いのくまくんとやまねくんの、温かい物語。

読み聞かせ子供ウケ度・・・☆☆☆☆☆
冬に向う時期に読んだので、森の動物達と気持ちが寄り添えたのか、じーっと聞き入ってくれました。絵もストーリーもほんわか温かい一冊。

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2008年3月12日 (水)

くまのコールテンくん

ドン・フリーマン 作  まつおか きょうこ 訳P3090008
デパートのおもちゃ売り場。お人形やぬいぐるみ達は、だれかが早くやって来て自分をおうちに連れて行ってくれないかなぁと思っています。くまのコールテンくんもそのひとり。ひとりの女の子がコールテンくんを一目見て好きになってくれますが、ママは「つりひものボタンがとれているから」と買わずに行ってしまいます。その夜、コールテンくんはズボンのボタンを探しに、デパートの中を歩き出します。
シンプルなお話ですが、子供とおもちゃの友情が温かく描かれています。最後のページの「ともだちって、きっと君のようなひとだね」の一言が良いです。こう思える人に、一生の内何人出会えるかな?

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