鳥の絵本

2008年11月10日 (月)

ランパンパン

インド民話  再話 マギー・ダフ 訳 山口文生 絵 ホセ・アルエゴ/アリアンヌ・ドウィPa080139

仲の良いクロドリの夫婦。奥さんが王様に連れて行かれてしまいました。
クロドリは、カエルの皮・木のとげ・胡桃の殻で武装して、王様に戦いを挑みます。
ランパンパン ランパンパン と、勇ましく太鼓をたたきながら、いざ、出発!

『金色足のひよこ』と同じ設定。小動物が力を合わせて、暴君をこらしめるお話です。

読み聞かせ子供ウケ度・・・・・☆☆☆☆
いかにも弱そうなクロドリが、しょぼい武装で、らんぱんぱん らんぱんぱん と、出発すると、楽しそうな笑い声が起きました。途中参加するのも、アリやネコや・・・このメンバーでどうすんの?という興味深々な様子・・・王様の宮殿での「いろんな困らせ方」は、とても愉快だったようで、好評でした。

 

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2008年5月10日 (土)

まちがいペンギン

ジャン-リュック・クードレイ 文 フィリップ・クードレイ 絵 大沢類 訳P5050046
ペンギンって、こんな奴ら。漫画風に描かれた生活感あふれる姿は、ふてぶてしいというか、たくましいです。見たことのある絵柄だと思ったら、『まちがいネコ』の作者でした。こちらも楽しめました。

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2008年4月 3日 (木)

かわせみのマルタン

リダ・フォシェ 作 フェドール・ロジャンコフスキー 絵 石井桃子 大村百合子 訳P3260075
人里を離れた、豊かに流れる川に様々な生き物が暮らす楽園に、空よりも青く、絹よりもつややかな鳥━かわせみがやって来ました。マルタンという名のかわせみは、たちまち楽園の王様になります。マルチーヌというかわいいお嫁さんも来て、巣を作り、子供達を育てます。ある日、悲しいことに、マルタンは病気になります・・・。

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2008年3月15日 (土)

ねぼすけはとどけい

ルイス・スロボドキン 作 くりやがわけいこ 訳P3090010
スイスの山奥の小さな村の時計屋さんの壁には、ずらりと鳩時計が飾ってあります。1時間毎に一斉に「ポッポー」と鳩が飛び出してきますが、1羽だけ、少し遅れて鳴く鳩がいます。村の人はもう承知で、面白おかしく見守っていましたが、ある日、暑い暑い「ガラビア」という国の大金持ちの王様がやってきます。
鳩時計を大人買いする王様相手に、生真面目な時計屋のおじいさんは、ちゃんと商売できるかな?楽しく読めました♫

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