ドラゴン、魔女、魔法使いの本

2008年11月10日 (月)

北の魔女ロウヒ

トニ・デ・ゲレツ 原文 さくま ゆみこ 編訳 バーバラ・クーニー 絵Pa080142
フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づいた話。
魔女ロウヒ(原典では、邪悪な女主人ポポヨラ)はいたずらな魔女。月と太陽を隠してしまいますが、賢者ワイナモンネンが取り戻す・・・という筋書き。
魔女が退治され、平穏が戻ってめでたしめでたし・・・という結末ではなく、悪さをした後でもロウヒは楽しく牧歌的に暮らしている様子が、平和で良いです。

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ドラゴンたちは今夜もうたう

ジャック・プリラツキー・詩 ピーター・シス 絵 小野 耕世 絵P7140108
優しいドラゴン、ぐうたらドラゴン、病気のドラゴン、ちびちびドラゴン、ペットドラゴン、野生ドラゴン、まだまだ出てくるいろんなドラゴン。どこか遠くのごつごつ岩山で、沢山のドラゴン達が火を噴きながら歌っている・・シスの幻想的な絵で、夢のような光景が広がります。「怖い」というより「ユーモアと人間臭さ」も感じます。

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